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水中音の録音方法

水中の音を録音するためには、

  1. ハイドロホン(水中マイク)を選ぶ
  2. アンプを選ぶ
  3. 録音装置を選ぶ
  4. 水中音を解析する
というステップが必要です。
水中の音を聴くだけであれば 1 と 2 で十分ですが、録音した水中音をあとで調べる場合は 3 と 4 も必要となります。
水中音の録音図
各ステップについて解説します。
  1. ハイドロホン(水中マイク)を選ぶ

    対象とする水中音の周波数帯を受波できる最適なハイドロホンを選びましょう。

    • 人間の聴こえる範囲(可聴域:20Hz〜20kHz)の水中音を受波するのに最適なハイドロホンは
      AQH-020です。
    • イルカのクリックスなど超音波を受波するのに最適なハイドロホンは
      AQH-100(〜100kHz)、AQH-200(〜200kHz)です。

    ただし、イルカやクジラの種類によって周波数が異なりますので、事前にチェックしましょう。種々の水棲生物の鳴音と、AQHシリーズ・ハイドロホンの周波数帯域の関係を以下の図に示します。ターゲットに最適なハイドロホンを選択する際の参考にしてください。

    AQHハイドロホンのカバー音域

  2. アンプを選ぶ

    ハイドロホンにはアンプ(信号増幅器)が必要です。アクアサウンドのハイドロホン用アンプには「Aquafeeler®があります。

    Aquafeeler
    ハイドロホンを2本取り付けることができ、水中音をステレオで聴くことができます。また、低周波音を抑制するハイパスフィルタ(スルー,200Hz, 1kHz, 4kHz)機能が付いており、船舶のエンジン音やプールのレギュレーター音を抑えることができます。

  3. 録音装置を選ぶ

    録音装置は、リニアPCMレコーダをできるだけ選びましょう。
    リニアPCMで録音しておけば、後日、解析やデータ加工、MP3形式への変換ができます。
    AQH-020型ハイドロホン
    20kHzまで録音できる装置を選びましょう。または、サンプリング周波数が44.1kHzと書かれている装置を選びましょう。
    AQH-100型ハイドロホン
    AQH-200型ハイドロホン
    サンプリング周波数が44.1kHz 以上の装置を選びましょう。最近ではサンプリング周波数192kHzの録音装置が市販されています。サンプリング周波数192kHzの録音装置は、サンプリング周波数の半分の周波数の96kHzまで録音することができます。96kHzを越える周波数を録音するためには,特別な装置(データレコーダー)やテクニックが必要です。

  4. 水中音を解析する

    録音装置で記録されたWAVファイルを解析するソフトは色々あります。最も広く使われているのは、Adobe社製のAuditionです。Auditionの録音機能で、録音装置を使わずに(AuditionがインストールされたPCで)アンプからの音を直接録音することもできますが、PCの音響ボードの周波数特性が不明なため、あまりお勧めできない方法です。WAVファイルを介しての解析をおすすめします。

参考

録音したカマイルカの鳴き声 (Towed Aquafeeler使用)  

※ 約16秒・2.83MB
※(IE のみ) スピーカーアイコンにマウスカーソルを置くとイルカの鳴き声を聴く事ができます。

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